Last Updated on 2026年6月21日 by Co-Founder/ Researcher
信用格付け——AAAやBaaといった、債券の「信頼度」を示すあの記号は、これまで格付け会社のデータベースという閉じた場所に置かれ、必要なときに人が調べに行くものでした。その100年来の仕組みが、2026年6月17日、誰でも出入りできるSolanaという公開ブロックチェーンの上に降りてきます。しかも、人が読むためではなく、機械やプログラムがそのまま読み取れる形で。ムーディーズが踏み出したこの一歩は、伝統的な金融の「信頼の言語」が、初めてオープンな世界の共通インフラになろうとしていることを意味します。静かな発表の裏で、機関投資家の巨大なお金が公開チェーンへ向かう扉が、ひとつ開きかけているのかもしれません。
Moody’s Ratingsは2026年6月17日、Token Integration Engine(TIE)をSolanaメインネットへ拡張しました。
大手クレジットレーティング機関が、公開かつパーミッションレスなブロックチェーン上に独立したクレジット分析を展開する初の事例です。統合は債券のトークン化プラットフォームAlphaLedgerを介して行われ、Moody’sのレーティングデータをトークン化証券に直接埋め込みます。TIEはレーティングを資産のメタデータに組み込み、流通市場の取引やDeFi統合、カストディアン間の移転を通じてトークンに付随させます。Moody’sは2026年3月、パーミッション型のCanton NetworkにTIEを展開しており、公開チェーンへの導入はSolanaが初となります。Solana devnetでの概念実証は2025年6月まで行われました。オンチェーンのRWA市場は5月に28億ドルの過去最高を記録し、2026年6月にはCentrifugeがAAA格付けのCLO担保2億ドルをSolanaにもたらしています。
【編集部解説】
クレジットレーティング(信用格付け)とは、債券などの発行体が「お金を返せるかどうか」を、第三者の専門機関が記号(AAA、Baaなど)で評価したものです。投資家が何を買うか判断する際の、いわば共通言語にあたります。今回のニュースの核心は、この100年来の金融インフラが、初めて誰でも参加できる公開ブロックチェーン上で「機械が直接読める形」になった、という点にあります。
これまで何が不便だったのかを押さえると、意義が見えてきます。トークン化された債券をブロックチェーン上で買おうとしても、その格付けはチェーンの外、つまりムーディーズのデータベースを別途調べに行く必要がありました。Manish Dutta CEOの言葉を借りれば、信用格付けという言語は「ブロックチェーンの縁(edge)で止まっていた」状態です。TIEは、格付けをトークンのメタデータに直接埋め込むことで、この「外部参照のひと手間」を取り除きます。
技術的な仕組みは、誤解のないよう補足します。格付けそのものはオフチェーン(チェーンの外)でムーディーズが従来の手法で算定し、それをAlphaLedgerのプラットフォームを通じてAPI経由でトークンのメタデータへ書き込む、という設計です。つまり「AIがチェーン上で格付けを生成する」のではなく、既存の格付けを機械可読な場所へ運ぶ仕組みだと理解するのが正確でしょう。
今回の発表で本質的に新しいのは「公開・パーミッションレス」への移行です。ムーディーズは2026年3月、機関投資家向けの許可制チェーンであるCanton NetworkにTIEを先行導入していました。そこは身元の判明した参加者だけが入れる「塀に囲まれた庭」です。対してSolanaは開かれており、どのウォレットもスマートコントラクトも格付けデータを照会できます。同じ仕組みでも、情報の届く範囲がまるで違うのです。
なぜ機関投資家にとって重要かというと、年金基金や保険会社、資産運用会社の多くは「格付けのある投資適格債しか持てない」という運用上・規制上の制約を負っているためです。格付けがチェーン上でネイティブに読めなければ、彼らは公開ブロックチェーン上の債券に資金を振り向けにくい。今回の統合は、その障壁を一つ取り除く動きと位置づけられます。
この発表は、単独の出来事ではなく一連の流れの中にあります。直近では、CentrifugeがEthenaの担保多様化のため、AAA格付けのCLO(ローン担保証券)を裏付けとするJAAAトークンをSolana上で発行しました。元記事は2億ドルと記載しており、これは複数の独立した報道とも一致します。なお、同じ時期にはこれとは別の大型のトークン化クレジット案件も報じられており、Solana上で機関投資家向けの動きが立て続けに起きている点が見て取れます。機関投資家の資金が公開チェーンへ流れ込む土台が、急速に整いつつあります。
市場規模の数字については、慎重な読み解きが要ります。元記事は「Solana上のRWA市場が5月に28億ドルの過去最高」と報じる一方、他メディアは「2026年のRWA市場が320億ドル超」「rwa.xyzでSolana上は約29.7億ドル」など異なる数字を挙げています。これらは集計対象(Solana限定か全世界か、ステーブルコインを含むか否か、集計時点)が違うため、単純比較はできません。Crypto Verseとしては、数字を引用する際に「何を・いつ・どの範囲で測ったのか」を必ず添えることが、読者の誤解を防ぐ鍵だと考えます。
潜在的なリスクと留意点も公平に挙げておきます。第一に、格付けがチェーン上で読めることと、実際に巨額の債券資金がSolanaへ移ることは別問題です。元記事も指摘するとおり、カストディ(資産保管)の体制、トークン化証券への規制上の取り扱い、流通市場の流動性といった要因が依然として残ります。第二に、格付けの「埋め込み」は、その格付けが古くなった場合や、格付け機関自体への信頼が揺らいだ場合のリスクをチェーン上に持ち込むことも意味します。信用情報がスマートコントラクトに自動で読み込まれるということは、誤った、あるいは陳腐化したシグナルもまた自動で伝播しうる、という両面性を持っています。
長期的な視点では、これは「伝統的金融(TradFi)の信頼インフラが、分散型金融(DeFi)の世界へ越境し始めた」象徴的な一歩と言えるでしょう。Solana FoundationのCPOであるヴィブ・ノービーは、現在の30億ドルというRWAの規模を「構造的に可能な水準の0.001%にすぎない」と表現しました。誇張を排して読めば、これは「まだ始まったばかり」という意味です。格付けという最も古い金融の信頼シグナルが、最も新しい決済レイヤーに乗る——その入り口に、私たちは今立っているのだと考えられます。
【用語解説】
クレジットレーティング(信用格付け)
債券などの発行体が借りたお金を返済できるかどうかを、専門機関が「AAA」「Baa」などの記号で評価したものである。投資家がリスクを判断する際の共通言語として使われる。
Token Integration Engine(TIE)
ムーディーズが開発した、信用格付けをブロックチェーン上のトークン化資産のメタデータへ直接組み込むための仕組みである。特定のチェーンに依存しない「ネットワーク・アグノスティック」設計を掲げる。格付け自体はチェーンの外で算定され、API経由でトークンに書き込まれる。
トークン化(tokenization)
債券や株式などの実物資産を、ブロックチェーン上で取引できるデジタルトークンに置き換えること。所有や移転の記録を分散台帳上で行えるようになる。
RWA(Real-World Assets/実物資産)
国債、社債、不動産など、現実世界に存在する資産をトークン化してブロックチェーン上に乗せたものの総称である。
パーミッションレス/パーミッション型
パーミッションレスは誰でも自由に参加・閲覧できる公開型のブロックチェーン(例:Solana)を指す。パーミッション型は審査を経た参加者のみがアクセスできる許可制のチェーン(例:Canton Network)を指す。
Canton Network
機関投資家向けの金融用途に特化して構築されたパーミッション型(許可制)のブロックチェーン。ムーディーズがTIEを最初に展開した場所である。
メタデータ
トークンそのものに付随する属性情報のこと。TIEでは、この領域に格付けデータを書き込むことで、格付けが資産と一体で移動するようにしている。
スマートコントラクト
あらかじめ定めた条件に従って自動で処理を実行する、ブロックチェーン上のプログラム。TIEによりトークンの格付けを外部参照なしで読み取れるようになる。
DeFi(分散型金融)
銀行などの仲介者を介さず、ブロックチェーン上のプログラムで貸借や取引などの金融機能を提供する仕組みの総称。
CLO(ローン担保証券/Collateralized Loan Obligation)
複数の企業向け融資をまとめ、信用リスクに応じた階層(トランシェ)に分けて証券化した金融商品。AAA格付けのトランシェは最も安全性が高い層とされる。
カストディ
有価証券などの資産を、投資家に代わって安全に保管・管理する業務のこと。機関投資家がオンチェーン資産へ資金を移す際の重要な前提条件となる。
TradFi(伝統的金融)
銀行・証券・運用会社など、従来型の金融機関や金融システムを指す呼称。DeFiと対比して用いられる。
合成ドル(シンセティック・ダラー)
米ドルに価値を連動させることを目指して設計されたデジタル通貨。法定通貨を直接の裏付けとする一般的なステーブルコインとは異なり、複数の資産や金融手法を組み合わせてドルとの連動を実現する点に特徴がある。今回の文脈ではEthenaのUSDeが該当する。
【参考リンク】
Moody’s 公式プレスリリース(外部)
今回のSolanaへのTIE拡張を発表した公式リリース。担当者の発言や展開の経緯など一次情報が確認できる。
Moody’s 公式サイト(外部)
世界的な信用格付け・リスク分析を手がける企業の公式サイト。S&P、Fitchと並ぶ「ビッグ3」の一角である。
AlphaLedger 公式サイト(外部)
Solana上で規制対応型の証券トークン化を手がける米国企業。今回ムーディーズの格付けデータを橋渡しする役割を担う。
Solana 公式サイト(外部)
今回TIEが展開された公開・パーミッションレス型ブロックチェーンの公式サイト。高速・低コストの処理性能を特徴とする。
Centrifuge 公式サイト(外部)
実物資産のオンチェーン化を手がけるプラットフォーム。AAA格付けCLOファンド「JAAA」をSolanaで発行した。
Ethena 公式サイト(外部)
合成ドル「USDe」を提供するプロトコル。担保多様化の一環としてAAA格付けCLOを採用した。
【参考記事】
Moody’s Ratings expands Token Integration Engine™ with Alphaledger(Moody’s公式)(外部)
ムーディーズによる一次発表。devnet概念実証を土台にTIEをSolanaメインネットへ拡張したと述べ、関係者のコメントを掲載する。
Moody’s Ratings expands Token Integration Engine to Solana mainnet(CryptoBriefing)(外部)
TIEのCanton起動日や2025年6月のSolana概念実証など、日付を含む経緯を詳述。許可制と公開型の違いを対比して解説する。
Solana Foundation CPO: RWAs on Solana Have Grown 1,500%(Incrypted)(外部)
Vibhu Norby氏の発言を報じる記事。30億ドルが世界資産の0.001%未満との数値の出典である。
Centrifuge partners with Ethena to issue $200M in JAAA tokens on Solana(CryptoBriefing)(外部)
AAA格付けCLOファンド「JAAA」を2億ドル規模でSolana発行と報じる。本文の2億ドルの出典である。
Moody’s rolls out credit ratings on Solana in tokenized asset push(CoinDesk)(外部)
主要メディアによる報道。Cantonに続く公開チェーン拡張という構図と、信頼できる金融データの取り込みという課題を整理する。
Ethena Labs to allocate $250 million to Securitize’s STAC(The Block)(外部)
EthenaがSTACへ2億5000万ドルを配分予定と報じる。同時期の別案件と合成ドルの担保多様化の裏付けである。
Vibhu Norby Speaker Profile(Blockworks)(外部)
Vibhu Norby氏の肩書がSolana FoundationのCPOであることを確認するために参照したプロフィール。
【Crypto Verse関連記事】
本記事のMoody’s×Solana×AlphaLedger・Token Integration Engine(TIE)・トークン化格付け・パーミッションレスチェーンへの拡張・AAA格付けCLOファンド・TradFi×DeFi越境の構造的背景をより深く理解するための、Crypto Verseの関連解説記事をご案内します。
Solana・基盤チェーンの基礎を知る
- Solanaとは?高速・低コストのブロックチェーンの仕組みと特徴を徹底解説 → 本記事のMoody’sがTIEを拡張した公開チェーンSolanaの全体像。なぜムーディーズが最初の公開チェーンとしてSolanaを選んだのか、その技術特性を理解する出発点として参考になります。
RWA・トークン化資産の動向
- XRP Ledger vs Ethereum、RWA資本移動説の真相─未検証の15億ドルをどう読むか → 本記事のRWA市場規模(Solana上28億ドル、世界320億ドル超)の検証手法。「数字をどう読むか」というFACT検証アプローチが本記事と通底します。
- SpaceX・Solanaが変える株式投資|3つのトークン化商品、その仕組みとリスク → 本記事の信用格付けトークン化と並ぶ、Solana上での実物資産トークン化の事例。「格付け」と「株式」が同じチェーンに集まる流れを多角的に理解できます。
- メタプラネット、Siiibo証券を21億円で買収—ビットコイン連動金融商品「Project Nova」始動 → 本記事のトークン化証券インフラと並走する、日本企業によるセキュリティトークン構想。証券のオンチェーン化が日米同時並行で進む構造を理解できます。
日本のSolanaエコシステム動向
- bitFlyer SOL上場の本当の意味─Solanaに集まる日本企業と金融商品取引法改正 → 本記事のSolanaへの機関採用と並走する、日本市場でのSolana採用拡大事例。「機関」「日本」両面でSolanaが選ばれる構造を理解できます。
- enishがビットコイン全売却、Solana中心の「DAT 2.0」へ転換|運用型トレジャリーの狙い → 本記事のRWA拡大と並走する、企業財務側のSolanaシフト動向。資産・インフラ両面でSolanaに集まる潮流を理解できます。
規制動向・通貨インフラの設計思想
- CBETS始動と中国人民銀行のステーブルコイン警戒—デジタル人民元 vs ドルの「通貨OS」争いが本格化 → 本記事の公開チェーンへの伝統金融拡張と対極にある、国家主導型の決済網構築動向。「公開」と「許可制」の設計思想の違いを多角的に理解できます。
- CLARITY Act、Coinbase・Rippleら200社超が上院に採決要求─成立確率60%に低下 → 本記事のトークン化資産が直面する、米国における規制整備動向。「機関採用」が進むための制度的前提を理解できます。
- Coinbase、ステーブルコイン決済の課税撤廃を米議会に要請 ― 暗号資産税制改革の行方 → 本記事のトークン化証券と並ぶ、ステーブルコイン領域の税制整備動向。
- FBI被害113億ドル受け、米議会がクリプト犯罪対策の連邦タスクフォース新設法案を提出 → 本記事の機関投資家マネーが流入する前提となる、被害者保護動向。「信頼インフラ」と「セーフティネット」の同時進行を理解できます。
機関投資家・市場心理
- ビットコイン6万2000ドル割れ、Strategy 32BTC売却が招いた18億ドル清算の連鎖 → 本記事のTradFi×DeFi越境が進行する暗号資産市場全体の、最新の構造的調整事案。
- ビットコインETF、過去最長13日の純流出。約43億ドルが抜けた背景とETFが「限界的な買い手」になった構造変化 → 本記事の機関マネー流入と対比される、ETF経由フローの動向。「公開チェーンへの直接統合」と「ETF経由の間接保有」の二つの経路を理解できます。
- ビットコイン7万ドル回復なるか、スカラムッチ・ノボグラッツが挙げるCLARITY法案・債務・SpaceX → 本記事の機関マネー流入シナリオと並走する、市場心理が織り込む期待動向。
決済・ステーブルコイン・AI決済
- Visa×OpenAIが拓くAIエージェント決済|Visaのステーブルコイン決済は年換算70億ドル規模に → 本記事のトークン化資産と並走する、決済領域でのオンチェーン化動向。「資産」「決済」の両軸でTradFi×Crypto統合が進む全体像を理解できます。
- Ripple、XRPとRLUSDでAIエージェント決済へ参入─USDCが席巻するx402市場に挑む → 本記事のAlphaLedgerと並ぶ、別の金融機関ブロックチェーン統合事例。
- X Money決済とは?イーロン・マスクが描く「総合金融プラットフォーム」の正体 → 本記事の伝統金融オンチェーン化と並ぶ、別経路(プラットフォーマー主導)での金融統合構想。
日本市場・実需領域
- SecondFi始動|「鍵は自分のまま」EMURGOが挑む、暗号資産で使う・貯める・稼ぐ時代 → 本記事の機関投資家インフラと対極にある、エンドユーザー側の自己管理型サービス。「機関」「個人」両面でのオンチェーン金融拡大を理解できます。
- HyperLending、日本初HYPE対応の暗号資産レンディング開始 → 本記事の信用格付けトークン化と並走する、日本のレンディングサービス事例。「格付け情報」と「レンディング判断」がオンチェーンで統合される未来像を理解できます。
他基盤チェーン・パーミッション型との比較
- XRP Ledger(XRPL)とは?分散型ブロックチェーンの仕組みと特徴を徹底解説 → 本記事のSolanaと並ぶ、機関金融向けに設計された別の主要ブロックチェーンの構造解説。「公開チェーン」「金融向け公開チェーン」「許可制チェーン」の3軸での比較理解に役立ちます。
- Hyperliquidとは?HYPE基盤のレイヤー1ブロックチェーンとオンチェーンCLOBアーキテクチャの完全解剖 → 本記事のSolanaと並ぶ、別のレイヤー1ブロックチェーンの構造解説。「機関採用」を狙う各チェーンの設計思想を比較できます。
AI×Web3・自律検証
- アライドアーキテクツ × Nyx Foundation、AIがDeFiの安全を”検算”する時代へ → 本記事の機械可読格付けと並走する、AIによるオンチェーン安全性検証動向。「人が読む格付け」と「AIが読む安全性」が同時並行でオンチェーン化する構造を理解できます。
- Worldcoin(WLD)とは?AI時代の「本人性証明」と独自のデジタルIDインフラ構造【2026年版】 → 本記事の格付け情報のオンチェーン化と並ぶ、別領域の信頼インフラ動向。「本人性」と「信用格付け」が両軸でオンチェーン化する全体像を理解できます。
- Worldcoin(WLD)はヘイズなしで価格を保てるか—AI時代の身分証トークンを読む → 本記事の新興トークン市場と並ぶ、市場心理事例。
セキュリティ・運用リスク
- Hola Browser にクリプトマイナー混入、Sophos が発見—サプライチェーン侵害の手口とは → 本記事の「信頼インフラがチェーンに乗る」未来において、エンドユーザー側で残るセキュリティリスク事例。「信頼インフラ」と「セキュリティリスク」が同時に存在する構造を理解できます。
【編集部後記】
信用格付けは、見方を変えれば「他者を信じるための、最も古くからある道具」のひとつです。その道具が、これまでは限られた人だけが入れる部屋に置かれていました。今回それが、誰でも出入りできる広場に持ち出された——私たちはそんなふうに受け止めています。
広場に置かれた道具は、多くの人が使える一方で、扱い方を誤れば誤った情報も一気に広がります。便利さと危うさは、いつも背中合わせです。だからこそ、Crypto Verseは「何が新しくなったのか」だけでなく「何に気をつければよいのか」も、みなさんと同じ目線で見つめ続けたいと思います。この小さな転換点が数年後にどんな景色へつながるのか、引き続き一緒に追いかけていけたら嬉しいです。
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